パチンコホール運営マニュアル - パチプロのポルシェ万次郎がパチンコホールにおける繁盛店のつくり方を徹底解説 - パチンコ店の経費削減
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経費削減に関するエトセトラ マルハンなどの大手パチンコチェーンがローコスト店舗を展開しているように、世間では経費削減を念頭に置いた店舗の開業や運営が見直されつつあるようです。削減にした経費を出玉に転用出来るのなら、これを行わない手はありませんよね。また、経費削減に取り組んでいることをお客さんにアピールすることも、出玉の演出の上で非常に重要なことであると考えます。 まずは広告費について考えてみたいと思いますが、「理想的な運営の流れとイベントの打ち方」の項目で私は、還元イベントを毎週行い、その都度新聞折込を毎週打つように述べさせて頂きました。このような過剰な経費こそ削減出来るのではと思われた方は、下記の表を見てもらえれば私の真意をご理解頂けることかと思います。この表はあるパチンコホールがオープン1年目に繁盛して1000人の新規顧客を獲得出来たとすれば、この顧客達が2年目以降に見せる推移を表したものです。 固定客に対する顧客満足度の違いによるリピート率の比較
具体的なリピート率の数値はホール毎に異なりますが、繁盛しているホールの特徴は顧客歴が長い客ほどリピート率が上昇していきます。つまり「馴染み客」や「常連客」が定着してくるというわけです。逆に固定客に対して満足度の低い戦略で運営しているホールでは、顧客歴が長い客ほどリピート率が低下していくことが分かります。ちょっとした固定客向け戦略を組むかどうかの違いにより、1年目に苦労して獲得した新規顧客 1000名が436名残るか、48名残るかの差が生じます。また、新規顧客の獲得コストは既存客にリピートで来店してもらうコストの6倍〜12倍かかると言われており、顧客歴が長くなるほど客単価も上昇する傾向があることも十分に考慮しなければいけません。 固定客に対して満足度の高いホールの年間ロスト顧客の発生率は5〜25%ですが、逆に言えば顧客の75〜95%は固定しているということも言えます。大手企業などでは毎年莫大な予算をかけて広告宣伝を行いますが、その大半は新規顧客獲得をターゲットとしたものです。テレビCMや雑誌広告に始まり、新聞折込や郵便DMまで様々な広告手法が世の中に存在していますが、それらは全て新規顧客獲得を目的としたものばかりです。これら広告宣伝費の一部を固定客維持の為に移行させれば、効果があることは確認されてはいるものの、実践しているのはごく一部の企業に過ぎないのが現状です。余談ですが、ディズニーランドのリピート率は97.5%だそうです。顧客満足度の究極ですね。 以上のことから、固定客に向けた還元イベントなどがいかに重要であるかをご理解頂けたかと思います。新台入替の時だけ広告を打てば良いというものではありませんし、広告の配布地域もより自店に近い地域にターゲットを絞った方が、長期的にみてより高い費用対効果を得ることが出来るということも言えるでしょう。来店人数の多さ(店舗の混み具合)や機械の稼働率の高さがホールに活気を与えるというパチンコホールの特性から考えても、この考えが正しいことが分かります。経費をかけるべき項目と削減すべき項目とを熟慮して見極める必要があるでしょう。 それではどこで経費を削減すれば良いというのでしょうか?現実的にソフト面に限定させて考えてみますと、次のようなことが挙げられるかと思います。 ★人件費 最も削減出来るのがこの項目です。人件費を低く抑えられるかどうかで店長の手腕が問われ、能力値を表すひとつのバロメーターにもなりえます。ホールの業績が良い時ほど、これに対する意識が散漫になりますので注意が必要です。 ★POPを自作する ポスターや告知物といった店内広告物などのことですね。業者に発注するのと自作するのとでは、かかる経費に大きな違いがでます。詳しくはPOP製作担当者への道をご覧ください。 ★備品を大切に使う 特に遊技台や島関係のメンテナンスが重要です。これらは高価なものでもあるので大切に使いたいところです。遊技台のチューリップや回転体などの部品も、自分達の手で修理して再利用を心がけましょう。故障してもすぐに取り替えられるよう、普段からストックを管理するようにもしておきたいです。また、三洋機などで裏パックを留める黒い「留めボタン」のような物がありますが、工具関係の専門店を探せば代替品が売っていますので、ガムテープを使って固定したりするような不細工な処置は避けるようにしたいところですね。大阪なら日本橋にあるナニワネジで販売されており、他の工具類も充実していてオススメです。 ★照明関係 店内照明、ネオン看板、スロット台、非常口案内灯などが挙げられますが、電球が完全に切れていたり点滅したままで放置しているなんてことはありませんか?必ず担当なりを決めて徹底してチェックを行いたいところです。電球が切れるたびに近所の家電ショップで購入していてはコストが高くなりますので、問屋街などへ足を運び、安い物を値引き交渉もした上で大量仕入れすると、大幅な経費の削減が実現出来ます。インターネットの検索エンジンを使って探すのも良いでしょう。大量仕入れすることで金額の高さが目立ってしまい、かえって経理の人間やオーナーには眉をひそめられることとなるかもしれませんが、そこは価格帯の市場調査をした上で理由を説明すれば納得はしてもらえるものと思われます。 ★装飾関係 これについても専門店で購入されることをオススメします。大阪なら松屋町などの専門店街が良いでしょう。あくまで装飾の数を節約するのではなく、装飾にかかる単価の見直しを計るものとお考えください。 削減とはあまり関係ないですが、会社の経費を使って大型家電ショップのヨドバシカメラのようなポイントによる高還元を謳っているお店で備品を購入し、自分個人のポイントを貯めるという裏技もあります。部下に実行されてないかどうかをチェックする上で知っておいて損はないでしょう。部下やアルバイトスタッフによる備品の持ち帰りにも目を光らせる必要があります。最初はトイレットペーパーだったものがエスカレートする恐れもありますし、他のスタッフに伝染すると面倒な事態にもなりかねないので、被害額の大小ではなく注意するようにしましょう。
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